人生

ワイ氏、唐突に中古のデミオに車を買い換える

買ったんですよ、そういえば、車。

というのもですね、これまでに乗っていた黒のデミオ君なんですが、さすがに15年も乗ってるとガタがきたのか走ってる時にゴロゴロ言いながら揺れ始めましてね。

そんな状態になってもで騙し騙し5年ほど乗ってましたが流石にアカンやろと。

炎天下の夏場とか信号待ちで普通にエンストしたりしてたし、エンジンベルトが外れて公道を走行中にハンドルロックしたりと、さすがに乗り続ける事で命の危険を感じまして。

ということで半年くらい車探してて、2月の終わりに納車してきました。

買ったのは中古で赤のデミオ。

めっちゃ赤い。

シャア専用というよりは、どちらかと言えばジョニーライデン的な赤で、クレオスのミスタカラーで言えば「モンザレッド」的な、色だけで言えばいっちょ前にレーシングカーの様な鮮やかな赤です。

まあ紅鮭が乗るということで、赤くて然るべきという意見も無きにしも非ずということで。

「ってまたデミオかーい!」

と自分でも思わず突っ込んでしまうところですが、違うんです。

資産形成を始めた身としては、やはり安いに越したことはないんで、安さを求めた結果がデミオだったんです。

値段は6万キロ走行で25万円。

安っ。

車の乗り換えを考え出した頃は特に資産形成など取り組んでなかったんで普通に新車の普通車でも買おうかと思ってたんですが、なんせ新車は高い。

以前のデミオ君は試乗車ってことで新古車扱いで110万円とかだったんで、今の新車もその位の安易なイメージだったんですが、今って軽とかでも平気で200万くらいするんすね・・・。

そんなわけで買い替えるならまあ中古車一択やろがいと。

てことで今回の車を購入した理由なんかをつらつらと書いてみる。

中古のデミオを購入した理由①「とりあえず安い」

安さこそジャスティス!安さこそパワー!

ってことで前述したとおり、とりあえず安さを求めた結果、色々ネットで車屋の在庫を見て行ったんですが他の車より全体的にデミオって相場が安かったんですよね。

ちなみに私自身は車に全くと言って良いほど興味がないんですが、どうやら車好きな人達の間ではデミオの販売会社であるMazdaというメーカーの評判は

「いやMazdaて(笑)」

という感じらしい。

だからあんま人気ないが故に安いのかな?

他にも今回の赤いデミオ買う前にチェックしてたカメムシみたいなメタリックな緑色したデミオが3万キロ走行の20万で売ってたんですが、数日で先越されて買われてました。

色はともかくとして、年式や状態はカメムシデミオの方が良かっただけに先越されたのは悔やまれる。

中古のデミオを購入した理由②「自分自身全く車に興味がない」

よく職場でも

「次はトヨタのなんちゃらが欲しい」

とか何とか言ってる人がいますが、私自身そんな感じの「欲しい車」とか「目を付けている車種」みたいなものが全くありませんでした。

いやね、そりゃ爆走兄弟レッツ&ゴーで育ったと言っても過言ではないフルカウルボーイの私ですから、見た目がカッコいいなと思う車はさすがにありますよ。

ランサーエボリューションとかロードスターとかがカッコいいと思うんで、系統的にはスポーツカータイプの車が好きなようです。

ただスポーツカータイプは高い。

べらぼうに高い。

10万キロ走行してて200万とかいや待てと、アホかと。

そんなもんに金使うくらいなら新Nisaに一括でブチ込む方がよほど有意義やがなと。

要するに、カッコいい車に乗るという選択肢と、将来的な資産構築への効率を天秤にかけたら、圧倒的に後者の方が自分にとってはウェイトが大きかったというだけの話ですな。

セールスの手法だと「GDTの法則」だとかいう概念がありまして、これは要するに見込み客の欲求に訴求する謳い文句でセールスを掛けるんですが、そういうのは大概「必ずしも自分にとって必要ではないもの」が多いです。

例えば、

「スポーティさと上質さが際立つ都会的なデザインの車」

みたいなのとか、はっきり言って売り手側の主観でしかないわけです。

カッコいい車に乗りたい欲求を持つ客の「見栄」に訴えかける謳い文句ですが、はっきり言って資産形成において見栄などいらぬ!

退かぬ!媚びぬ!省みぬ!

私にとって車というものは移動手段に過ぎず、元気に走ってくれればそれで良いので、はっきり言って外観などは割とどーでも良いのです。

そもそもですが、いくら自分がカッコいい車だと思っても、その車に乗ってしまえば中から見える景色は高級車だろうが軽トラだろうが一緒ですからね。

資産形成段階において、「カッコいい車に乗る自分」という見栄を持つ軟弱なマインドセットには天翔十字鳳で一喝せねばなりません。

私のような田舎住み民にとって車は生活必需品ですが、「安全に走る」という機能的価値さえ備わっていれば何ら問題ないわけです。

最低限

・タイヤが4つついてる
・バックミラーがついてる
・エンジンが付いてる

これさえあればそれでいい。

いやそれがいい。

中古のデミオを購入した理由③「操作性が全く同じ」

以前の黒デミオ君が2007年製で、今回の赤デミオ君が2008年製ということで、内装は全く同じです。

そんなわけで操作性も全くもって一緒なわけで、慣れ親しんだ走りを継続して味わえるというね。

何なら納車の時にスピーカーが効かないとかで黒デミオ君からオーディオやらスピーカーやらを移植したんで、黒デミオ君の魂の一部も物理的に引き継がれているという赤デミオ君。

こんなん素敵やん?

まあオーディオ部が引き継がれたのは良いんですが、そもそも黒デミオ君は外部出力の切り替えが壊れてるんでそこも無駄に引き継がれてるんですが(笑)

それとメニューボタンも逝かれてるんで時計が合わせられなくてこれは不便。

ただまあ走り自体は以前のデミオからそのままフレッシュになった感じなんで、操作性そのままに、駐車とかでバックする時の具合とかの感覚もそのままで良いんで非常に良好です。

全く同じ車を買うというのは操作性とかの感覚がそのままで良いというのはまあまあな利点じゃねーかなと思います。

中古のデミオを購入したデメリット

今のところ納車してまだ1ヶ月も走ってませんが特に大きなデメリットは感じていません。

強いて言えば先程のオーディオの不具合と時計が合わせられないって所かなと。

ただ、私は走行中に音楽などは全く聴きませんし、時々ラジオを聴く程度なんで外部出力するシーンがそもそもないんで、さほど問題ないっちゃ問題ないですね。

後は元も子もない事いうと「色」ね。

あの鮮やか過ぎる赤はさすがに目立つ。

シャアザクの胴体みたいなあずき色っぽい明度低めな赤ならまだしも、真っ赤ですからね。

あ、そうそう、そういえば前のデミオと違う点は窓のバイザーが付いて無い所っすね。

何やら以前の持ち主が走り屋だったとかで、元はエアロとか付いてたそうで。

バイザーに関しても無けりゃ無いで特に問題ないんですが、職場に車いじるのが好きなおっちゃんがいるんですが、そのおっちゃんが今度バイザー付けてくれるらしい。

それと時計も新しい奴プレゼントしてくれるらしい。

ただで。

あざまーす!

という感じで、我ながらまあまあ良い買い物出来たような気がします。

以前の黒デミオは16万キロ走って約15年乗ったんで、今回買った赤デミオも後10年くらいは乗れる計算です。

というか、15年も乗ればさすがに車に興味はなくてもデミオに愛着は湧くわけでして、赤デミオを乗り潰した後も、またデミオを買うという選択肢も悪くはない気さえしてます。

私は結構一筋なんで。

そう、愛ゆえに・・・。

んじゃまた!

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